ナルニア国物語(ライオンと魔女
私はこの原作の足掛け20年程の大ファンです。
今レビューをチラッと除いたのですが、こんなに賛否が分かれている映画って珍しい。
映画そのものより「マーケティングの手法」に問題があったのかな?なんて思って
読んでました。
「ロードオブザリング」「ハリーポッター」と比べても仕方ないですよ~。
だって、原作の種類も「ファンタジーである」ことを除けば全く違うのですもの。
内容に関しては、比較的原作に近い感じでできていました。
でも、冒頭の戦争部分など「原作に無い部分」が蛇足的についていて、
そのせいで子供たちの成長を描く時間が削られていたような気がして、残念。
クリーチャーとか表現、演技部分に関しては私、全く不満は無かったですよ。
ロードオブザリングと比べると、獣的キャラクターが多かったので
フォーンなんかはどうなるのかな?と思ってたけど、よく出来てたと思います。
ビーバーの奥さんが前掛けしてなかったのが唯一心残りだったくらい・・・。
あ、あと、白い魔女のドレスの肩がイカツすぎて笑えました。
強いて個人的な不満を言えば、
「私の好きな台詞の9割が削られていた」こと(笑
原作のアスランは、すごく寓喩的な話をする事があって、
言葉は凄く簡単でありながら、すごく胸に染みます。
相手を責めるような言葉は言わないのに、相手に反省を促します。
そんなアスランの大切な言葉が、全部なくなってる~~~~~!!!
だからといってはナンですが、
ストーリーがすごく上滑りに感じてしまいました。
ダイジェスト版としてみれば、凄く良い出来なんですけどね。
もう少しだけでも「残す言葉」と「消す言葉」を吟味して欲しかった・・・。
ルーシイが「頼もしの君」とかあのくだり、いらないし。
(あれは、皆を治癒してあげたからなんですよね)
スーザンが「優しの君」もいらないよ。
(その後、海を越えた国の王子に沢山求婚されたとかいうくだりはカットだし)
あと、タムナスさんには、もっと素朴感があればなぁ・・・。
それに、エドマンドが。。。
彼は嘘をついて、身内を裏切り、惨めな目に遭い、
そしてそれを取り戻す為に、兄をかばうんだけど・・・。
そこまで描けてたかな?
そこまで描けてないから「なんでこんな良い子になっちゃったの?急に」っていう
レビューもチラホラあったのが残念です。
本当はいい場面なんですけどね。
素晴らしかったのは、ティルダ・スゥイントン演じる白い魔女。
原作の魔女を凌駕したような気さえします。
コンスタンティンの時はあんまりパッとしないイメージだったけど
冷酷で、強い魔女のイメージ通り。
エドマンドと最初に出会ったときの、焦りながら引き笑いをする演技なんて絶妙だったな。
それに、あんな風に剣と剣でわたりあう場面は、凄く意外だったけど、
彼女の演技だからゆるせたというか、見ものだったような気がしますよ。
続編があるといっても、この4兄弟のうち出てくるのはあと3人だし、
人間世界時間でいうともう数年後の話なので、多分4人の子役さんは今回が最後かな?
でも、ティルダは「魔術師のおい」で再演希望!
あのテンションで、ロンドンの街灯をひねり折って下さい!!
今回の話が「ご都合主義」「エンディングが適当」みたいなレビューを見たけど、
そんなこと言ってたら「最後の戦い」のエンディングなんてどうするのよ~!!
あの、本当に本当のエンディングを考えたら、やっぱりこのくらいのストーリーで
流しといた方がよかったのかな??
悩ましいところですな。
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ナルニア国物語 第1章:ライオンと魔女 (UMD Video) 販売元:ブエナ・ビスタ・ホーム・エンターテイメント |
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