甘酸っぱいよ~。
いいですね。最近こういう青春ものにアコガレを感じる私です。
甘酸っぱいというか、やきもきするというか、切ないというか。
女子高で寮生活という地味なティーン時代を過ごした私は
忘れ物を取り戻したような気持ちで見ていました。
ま、この作品は「学園もの」ではないのですけれど。
ストイックな生活を強要する母に育てられた少年ウィリアムの、
15歳に起こった出来事の話。
音楽大好きなウィリアムは、自分の記事を「伝説のライター」に気に入られ
仕事を得ます。
その記事の取材で出会った「Still Water」というバンドとのやりとり、
そのグルーピーの少女達との出会い、そのうちの1人ペニー・レインとの
恋のお話です。
恋の話といっても、相思相愛なラブロマンスではなく
自分に初めて沸いた感情に戸惑いながら、気持ちのやり場に困りながら
彼女から目を離すことの出来ないウィリアムの、はにかんだ笑顔とエクボがかわいいったら!
ペニー・レインを演じたケイト・ハドソンも抜群にキュートでしたね。
どこかで見た・・・と思っていたのですが、映画「ゴシップ」でナオミ役を演じた
女優さんでしたか・・・。あの時も「美女」役だったし、整った顔立ちですよね。
笑顔が少し魔女的にかわいらしいひとですね。
映画を見終わって「15歳の自分って何をしていたかな」なんて考えていました。
夢が一杯で、少し背伸びしたくて、でも周囲からは大人扱いしてもらえない年頃で、
大人と子供の境目ギリギリの年。
そんな気持ちを目一杯思い出せる映画です。
ウィリアムが、記事を認められて一流雑誌「ローリング・ストーン」の仕事を
貰う時のくだりとかね。子供だってバレたくなくて、電話で低音の声を作って
応対しちゃうところ。
グルーピーの女の子(アンナ・パキンでしたね~。キレっぷりが見事)達に
「童貞狩りよ!!」って言ってパンツ一枚にされて、
彼女らの下着姿に慌てふためく場面とか。
(しっかり、筆おろしされちゃったのですよね?笑)
メンバーのしてるポーカーの賭けの対象がなんだったかを知った時、
彼女がいるのに、家族がいるのに、取り巻きをつれているメンバーの
「大人の事情」を感じちゃったとき。
男の子はぺらぺら喋らないものだから、
少し困ったような笑顔を浮かべながら、何かを考える表情をする。
そんな彼の表情と、最後「波乱の飛行機」の中での彼の爆発が、対照的でいい。
なんか、言いたいことが沢山ありすぎて、でもうまくまとまらないので、
もう少し好きだった場面を羅列しときます。
ペニーが、ラッセルのことを好きで仕方が無いので
結局NYに来てしまい、バー?にまで現れてしまう場面。
ラッセルに「あの女、ムカつくわ」って言っちゃう、少し狭量な感じの彼女に
「全員が俺のツレだ」って言っちゃう場面。
(余談ですが、ペニー・レインがかわいい子の役だったせいもありますけど、
彼女はあまり整ってないひとでしたよね。
毎日食べるお茶漬け、顔ですよね。ペニーがたまに食べたいカレー、顔??)
傷心で薬を飲みすぎちゃうペニーを、ウィリアムが助ける場面。
そして、告白・・・。
英語って、やっぱり「I Love you」なので翻訳が「愛してる」だったのですが
もう少し、ニュアンスが違うような・・・。
「ああ、なんでこんなに落ち着かないんだ」ってひとりごちながら
初めての告白をするウィリアムに、
「あの日の胸の高鳴り」を思い出した人も多いのでは?
忘れてはならない、飛行機の場面。
乱気流で死を覚悟したメンバーの告白。
ウィリアムの「ボクはペニーを愛してる」の後で極限まで高まった緊張が
最後のメンバーが意を決して
「オレはゲイだ!!!」
って告白したところ、しかもその直後に全員が救われることで
見事にオチちゃってるのが良いですね。
あと、最後にね、女の子が「新人グルーピー」を非難する場面。
「あの子達はね、本当にバンドを愛するってことをわかってないのよ。
(つまり、生でエッチすることじゃなくて)もっと、胸がくるしくなるようなことなのよ」
みたいな事を言ってた場面が好きでした。
私がロックというものを、意識的に聞き始めたのはこの5年ほどですが、
この映画は、音楽がだけじゃなく、作った人の音楽や人への愛がとても感じられる
素敵な映画だと思いました。
監督の、自身の体験が元になっているとの情報も。
もう一度みたいな。
今度は、音楽をじっくり聴きながら見てみたいです。
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あの頃ペニー・レインと アーティスト:サントラ,レーナード・スキナード,レッド・ツェッペリン,エルトン・ジョン,ナンシー・ウィルソン,デヴィッド・ボウイ,キャット・スティーヴンス,クラレンス・カーター,サンダークラップ・ニューマン,サイモン&ガーファンクル,ザ・フー 販売元:ユニバーサル インターナショナル 発売日:2001/03/23 Amazon.co.jpで詳細を確認する
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