« 古事記 | トップページ | ダニー・ザ・ドッグ »

2006年5月24日 (水)

アイランド

久しぶりに「最近の」作品見ました。
「アルマゲドン」の監督マイケル・ベイのアイランド。

主演の2人がなんていうかむっちゃ「旬」な2人ですよね。
SWシリーズで若き日のオビ=ワンを好演した
ユアン・マクレガー
いまやアンジョリーナを抑えて「セクシーNO1」といわれている
スカーレット・ヨハンソン。


しかし、アルマゲドンはファンが多いようなので言葉を選びたいのですが、
実はぷりしら的には、あんまり・・・なのです。
いえ、盛り上がりはいいんですけど、盛り上げすぎて何だか尻すぼみな感じがして。

今回のアイランドに関しても、同じような印象を抱いてしまいました。

大気汚染した「世界」から救出された、閉ざされたコミュニティで完全に管理された
生活を送るリンカーン・6エコーは自分の存在に疑問を持ちつつも日々を退屈に
送っています。このコミュニティで生活する人々の夢は「地上最後の楽園」
アイランド行きの抽選に当選する事。しかし、ひょんなことでこのコミュニティの嘘に
気づいてしまったリンカーンは「アイランド」行きを当てた友人のジョーダン・2デルタを
救出すべく2人でコミュニティを脱出するんですが・・・・・・・・・。


見せ方はホント~に面白かったですね。
完全に管理されたコミュニティ内での生活やスタイル、作業内容、など見ている側に
「何故?」とか「どんな世界?」とか考えさせる暇も無いくらいのスピードで
ストーリーが展開していきます。
これから「何かが起こるぞ~」っていうハラハラ感を上手に盛り込みながら
どんどんストーリーを進めるスピード感は、お見事です。
時間があっという間に過ぎてしまいました。
こういうところが、この監督作品の人気の秘密なのかもしれませんね。
それから「スペア製造場」などの場面というかデザインもすごく機械的で
管理された工場のようで、いい感じでしたね。
メイキングでも「そのようなことに注意した」というコメントがありましたが
その辺の意図はきっちり伝わってきたような気がします。


で、ですね。

逃亡劇もなかなかにスピード感があったし、
良かったな~と思うのはカーアクション。
今時「砂埃を感じる映像だな」なんて思ってたらやっぱり、リアル撮影なんですよね。
スピード感と砂埃、これって私にとっては凄く重要な「アクション要素」なんです。
こういうこだわりはえらいです!!
監督!!

アイランド アイランド

販売元:ワーナー・ホーム・ビデオ
発売日:2005/11/25
Amazon.co.jpで詳細を確認する



リンカーンが「自分に会いに行く」までは結構好きでした。
その後の部分が、若干??でしたけど。

「人間とはどんなものか」を描きたかったので、
最後の救出劇は欠かせなかったのだと思います。
けれど、私には何とも言えないエンディングでした。

それは「人間とはどういうものか」のとらえかたの差ともいえます。

映画の中では勝手ながら2つのメッセージを感じました。

「保身の為なら何でもするのが人間」

「仲間の為なら何でもするのが人間」

どちらも相反するようで真理でもあると思います。
映画の中ではリンカーンの「スペア」として「製造」された6エコーが
「素晴しい人間性」を発揮し後者を選択して茨の道を選ぶというのが、結果です。
「逃げてもはじまらないから闘う事を選んだ」というより「仲間思い」の方が
前面に出ていたように思います。

でも、あの「管理生活」の中で退屈に暮らしていた彼が
どれだけ仲間を思える環境だったのかな?なんて。
本当は「保身のために」逃げちゃう方がリアルでしたけどね。

勿論それじゃ映画としてのドラマチックさはないし、
そんな嫌なメッセージを強調して終える必要も無いんでいんですけど、
多少の無理を感じてしまいました。
6エコーだって、罪の無いリンカーンやその他の人たち(警察含む)沢山
犠牲にしちゃってますし。

「自分と仲間」を救う為に沢山の犠牲を払った「スペアの6エコー」が
今後の人生を振り返るときに、自分の犠牲にした人たちの人生に思いを馳せる・・・
そんな事はあるのでしょうか?

その時こそ、「スペア」が「人間」に変わった時だと思います。

「どんなエンディングがよかった」という対案があるわけではないのに批判するのも
ナンですが、なんというか今回もちょっと尻すぼみに感じたエンディング。
でも、白い服の「スペア」達の中で、普通の服を着た2人が出会う場面は
中々に詩的にドラマチックで印象的な美しさでしたね。



やっぱり、おいしかったのはスティーブ。ブシェミ演じるマックでしたよね。
なんか、不思議な役者さんです。

ショーン・ビーン演じるメリック博士は、富と名声を欲しがる割りに結構普通。
もっとイッちゃってても良かったけど。でも、この人もなんか好きだな。

まぁ、ぷりしらてきに豪華キャストだったので、良しとします。

|

« 古事記 | トップページ | ダニー・ザ・ドッグ »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/77306/1925312

この記事へのトラックバック一覧です: アイランド:

« 古事記 | トップページ | ダニー・ザ・ドッグ »